検査室
はじめに
臨床検査とは大きく分けて、患者さんから採取されたものを検査する検体検査と、患者さんから直接情報を得る生理検査に分けられます。採取された血液は至急の依頼があれば30分以内に報告しています。
生化学検査
血液に含まれる酵素や蛋白質・脂質などの検査です。自動分析機を使い28項目の検査を行っています。
※当院は共用基準値を採用しています
免疫検査
肝炎や甲状腺、心筋マーカー・腫瘍マーカーなどの検査を行っています。また検診では胃がんのリスク判定(ABC検診)も血液で行っています。
血液検査
貧血検査でおなじみのヘモグロビンや赤血球・白血球・血小板などを自動血球計数器で測定します。血液型や凝固機能を調べる検査も行っています。
一般検査
便潜血・尿に含まれる細胞などを調べる検査です。
輸血検査
輸血の際に行う交差試験を実施しています。当院は整形の手術が多く、手術の日程に合わせあらかじめ自分の血液を必要量保存し
使用するという自己血の輸血も多くありその保管管理も行っています。自分の血液なので副作用もなく安全な方法です。
細胞検査
当院では主に婦人科検診(がん検診)として実施している検査です。
生理検査
当院で行っているものは、心電図・呼吸機能・血圧脈波検査(ABI)・24時間心電図です。また超音波検査にも係わっています。
安心して検査が受けられるような対応を心がけています。
臨床検査技師 | 5名 |
細胞検査士 | 1名 |
超音波検査士(検診領域) | 1名 |
緊急検査士 | 1名 |
2級病理検査士 | 1名 |
小規模な検査室ですが、色々な検査があっても一度にそろえて結果を報告できるのはコンパクトな検査室のメリットだと思っています。
また検査に関する情報を「検査通信」として定期的に発信しわかり易い検査を目指しています。
検査通信 バックナンバー
NO.1尿検査 | 1.採取法 2.尿定性検査 3.尿沈渣 3.尿沈渣 4.尿(便)検査でわかること | NO.1尿検査(1-4).pdf (PDF 531KB) |
NO.2血液検査 | 1.血算(CBC)2.血液像3.出血と凝固4.貧血 | NO.2血液検査(1-4).pdf (PDF 351KB) |
NO.3生化学検査1 | 1.肝臓2.腎機能3.脂質4.血糖 | NO.3生化学検査1(1-4).pdf (PDF 424KB) |
NO.4生化学検査2 | 1.栄養2.甲状腺3.心機能4.骨代謝 | NO.4生化学検査2(1-4).pdf (PDF 412KB) |
NO.5ウイルス感染症 | NO.5 ウイルス感染症.pdf (PDF 184KB) | |
NO.6細菌感染症 | NO.6 細菌感染症.pdf (PDF 120KB) | |
NO.7STD(性感染症) | NO.7 STD(性感染症).pdf (PDF 180KB) | |
NO.8細胞検査(細胞診) | NO.8 細胞検査(細胞診).pdf (PDF 214KB) | |
NO.9同種血輸血 | NO.9 同種血輸血.pdf (PDF 152KB) | |
NO.10自己血輸血 | NO.10 自己血輸血.pdf (PDF 129KB) | |
NO.11乳房超音波 | NO.11 乳房超音波.pdf (PDF 152KB) | |
NO.12心電図 | NO.12 心電図.pdf (PDF 141KB) | |
NO.13ABI | NO.13 ABI.pdf (PDF 170KB) |