栄養管理室

入院中のお食事について

入院患者様にとって、食事は大きな楽しみです。

当院では、バラエティーに富んだメニューを構成し、「旬の食材を使用し、手作りで、作りたての料理を、患者様にお届けすること」を心がけています。

また、月に一回程度、誕生日メニュー、雛祭り、敬老の日、おせち料理など、四季おりおりの行事食もお出ししています。その折りには、1日も早い回復を願いながら作るメッセージカードを添えています。

食事の種類

病院の食事は、栄養面で特別な制限のない一般治療食と、エネルギーや塩分、脂質、たんぱく質などを調整した特別治療食があり、医師の指示に基づき提供されます。

患者様の状態を考慮した食事

「噛めない」「飲み込みづらい」などでお困りの患者様には、言語聴覚士と連携し、患者様個々の状態に見合った食事の提供をしています。細かくきざんだり、ミキサーにかける、とろみを付けるなど食べやすさに配慮した「きざみ食」「嚥下食」「ブレンダー食」、柔らかさに配慮した「軟菜食」「嚥下食」などをご用意しています。 さらに、重度の摂食嚥下障害の患者様には、魚介・肉類、野菜やフルーツ等をムース状に調理したものを、ゲル化剤を使用しゼリー状に加工した「ゼリー食」「開始食」など、多種多様な食事形態の対応をしています。

個別対応

低栄養の患者様、食事摂取がすすまない患者様には、栄養補助食品等を附加し、栄養状態の改善を提案したり、食事時に病室を訪問し、食事のご要望やお困りのこと等を伺い、食事内容に反映させています。

適温給食

温かい食事は温かく、冷たい料理は冷たく召し上がって頂けるように、温冷配膳車を使用して厨房から病棟まで運んでいます。温かい料理は65℃で、冷たい料理は5℃で食べて頂けるよう、一般床は看護師が病室に配膳をしています。療養床の患者様は、食堂で和気藹々と笑顔で食事をされています。

一般治療食(別名-常食)

20210705day.jpg
▲ちらし寿司
20210706nig.JPG
▲さばのみりん焼き
20210706day.JPG
▲鶏肉のハニーマスタード焼き
20210707day.JPG
▲七夕そうめん

 

嚥下食・ゼリー食

IMG_1257.jpg 

 

栄養食事指導

各種疾病、骨粗鬆症、マイクロダイエットなど、入院・外来を問わず、食事療法の必要な患者様に、医師の指示に基づき、管理栄養士が食事の摂り方などを「分かりやすく、実践しやすい内容」をモットーに、お話をしています。

地域性や患者様の日常生活を考慮し、継続してセルフコントロールができるようきめの細かいサポートを心がけています。

形態別調理指導

ご自宅に退院する患者さまやご家族様に、嚥下食や移行食、料理やお茶へのとろみの付け方、水分ゼリーの作り方等を、栄養管理室のキッチンで実演講習を行っています。

その他

外部の教室、イベントなどに出張しての相談にも対応しています。食生活に関して、お困りのことがありましたら主治医にご相談ください。

 


 

 

お問い合わせ

医療事業部

栄養課

電話:
0267-64-1711
Fax:
0267-64-1705

ピックアップ

このページの先頭へ